リン・ミンメイ
寝付けなかったので・・・なにかネタを考えるも思いつかず、また過去絵で恥さらしをします。
一世を風靡したアニメ「超時空要塞マクロス」のヒロイン、リン・ミンメイです。高3の時に描いたもの。
キャラデザインは美樹本晴彦氏。当時は安彦先生の影響がバリバリに見てとれてた。美樹本氏はこのマクロスで一気にメジャーになったわけだが、「マクロス」以前の美樹本氏のアニメ界における実績はほとんどないという中での大抜擢で、まさしく「彗星のごとく」という形容がピッタリだった。
しかし、これより前から美樹本晴彦は知る人ぞ知る存在だった・・・といっても僕もそれほど詳しいわけではないのだが。たまたま手に入れた同人誌に、木によりかかるフラウ・ボウのめちゃくちゃ上手いイラストが載っていた。文章とともに「HAL」という名前が書いてあった。それが美樹本晴彦(当時:良春)だった。それからしばらくして「OUT」のみのり書房から画期的なガンダムムック「GUNDAM CENTURY」が1981年に発売され、その中に「美樹本良春」の名を見つけた。その本の中で彼は、ホワイトベースのある日常を描いたオリジナルの読み物のイラストを安彦タッチ描いていたのだ。安彦先生と見まごうほどの・・・というほどではさすがになかったが、やはり上手だった。
そして、その翌年「マクロス」で彼は本格的にアニメ界にデビューすることになるのだ。アニメ誌に掲載されたマクロスのキャラデザイナーの名前は「美樹本晴彦」となっており、僕は最初「おや?」と思ったのだがこれは「美樹本良春」だと確信していた。そして彼の存在を知らなかったアニメファンの間では「安彦タッチのこのデザイナーは誰だ」とちょっとした騒ぎになったのだった。
かくして「マクロス」が当時のアニメを代表する人気を得たことは周知の通り。ミンメイはバーチャルアイドルの走りのような存在になるものの、女の子たちにはすこぶる評判の悪いキャラでもあった。対照的に早瀬中尉は好意的に受け取られていたようだ。かく言う僕も当初はその可愛い外見にだまされた(?)クチだ。一時期はミンメイの絵を描きまくっていた。これは、少しこなれてきた頃に描いた一枚だと思う。まだまだ思い入れたっぷりな感がある・・・恥ずかしい。
その後の映画版でもミンメイはかなりイヤな女だったが、そこはすべて計算し尽くされた演出であり最後の歌唱への布石としての必要悪だったのである。ミンメイの歌が流れる中繰り広げられるクライマックスの戦闘シーンは、CG全盛の今見るとなんと重厚で迫力に満ちたものであることか。今、あんな作画が出来るアニメーターがいるのだろうか?
この映画版マクロスは時代を象徴する傑作になったと個人的には思っている。
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