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<title>銀河の片隅でキャッチボールを</title>
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<description>君たちがいて、あ、ボクがいる。</description>
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<item rdf:about="http://catchballwithyou.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/inla02052025_9488.html">
<title>Tornado in LA 02/05/2025</title>
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<description>2025年5月2日、その男はロサンゼルスのニュー・ドジャー・スタジアムのマウンド...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;2025年5月2日、その男はロサンゼルスのニュー・ドジャー・スタジアムのマウンドにいた。&lt;br /&gt;
30年前の歴史的登板を記念したセレモニーに招待され、彼は久しぶりにここロスにいた。西海岸独特の刺すような日差しと乾いた空気の中、超満員のスタンドは総立ちで彼を迎えた。現役晩年ごろから太り始めた体はいささか重そうであったが、拍手に応えるはにかんだような笑みは間違いなく彼だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;30年前も同じように晴れていた（ただし場所はライバルチームの本拠地サンフランシスコだったが）。そして彼が最も熱狂的な声援を受けた（オールド）ドジャー・スタジアムは開場60周年目のシーズンを終えた3年前に取り壊された。取り壊しに反対する熱狂的なファンが座り込みをして作業開始が3日遅れた。彼らは新しいスタジアムの開幕戦チケットと引き替えに座り込みをやめたという噂だ（本当だとしたら彼らは開幕戦には変装して行かねばならなかったろう）。ニュー・ドジャー・スタジアムはロサンゼルスの大規模再開発事業の目玉として建設された。かつての本拠地ニュー・ヨークのブルックリンにあったあの美しい球場の外観を模したのは悪い冗談にしか思えなかったが、現代のアメリカ人、それも西海岸の人間にとってはもうどうでもいいことなのだろう（開場以来の満員記録を継続中だ）。彼がロスを熱狂させた30年前、日本人のほとんどはかつてNYのブルックリンにドジャースの本拠があったことなど知らなかった。そもそも30年前の日本でメジャーリーグの全球団名を言える人間がどれだけいたというのか。日本人メジャーリーガーですら彼が2人目、それも30年ぶりのことだったのだ。メジャーリーグの全選手中15％を日本人が占めるまでになった今から見るとまさしく隔世の感である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;彼が海を渡ったころ、メジャーはまだまだ日本を下に見ていた。東洋の島国から来た男がいったい何者なのか誰も知らなかった。それは契約したドジャースですら同じであった（彼の契約は当時のメジャー最低保障年俸だった）。しかし彼自身は一切の不安を見せなかったし、自分の力を信じていた。唯一不安があったとすれば、当時のメジャーが前年から続くストライキにあった事ぐらいだったろう。&lt;br /&gt;
しかし、およそ1ヶ月遅れでストライキは解除されメジャーは開幕した。そして1995年5月2日、サンフランシスコのキャンドルスティック・パークのマウンドに彼は登ったのだ。&lt;br /&gt;
当時のSFジャイアンツには後に通算本塁打記録を塗り替えたあの男（いまだに野球殿堂入りが出来ないままだ）もいたが、その男は日本から来た投手のフォークにキリキリ舞いした。&lt;br /&gt;
そして彼は瞬く間にスターになった。&lt;br /&gt;
ストライキで離れたファンを野球場に呼び戻し、日本にもメジャーリーグブームを巻き起こした。オールスター出場も果たし、新人王も獲得し、奪三振王にもなった。&lt;br /&gt;
その後も両リーグにまたがり2度のノーヒッターを成し遂げるなど活躍を見せ、メジャーでの実働12年で123勝を上げた。2005年、日米通算200勝を挙げるもシーズン中に解雇。06、07年はメジャーでの登板はなかったが、彼はあきらめなかった。ベネズエラのリーグで投げるなどメジャー復帰への意欲は衰えず、2008年にロイヤルズでメジャー復帰を果たした。しかしながら勝ち星を挙げられずに解雇。&lt;br /&gt;
その後、日本の東北にある、ぼやきで有名な監督のいるチームと契約するという噂もあったが彼は現役引退を選んだ。客寄せパンダに使われ、ぼやきのネタにされるよりはずっと良い引き際だった。引退のニュースが日本で流れた日は奇しくも北京五輪の野球代表メンバーが発表された日だった（彼がその名を轟かせたのは1988年のソウル五輪でのピッチングによってだ）。&lt;br /&gt;
彼がかつて在籍した大阪の魅力的なチームも、彼が恩師と仰いだ名将もすでになかった。彼がベースボールプレーヤーとして帰るべき場所は日本にはなかったのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それから17年。&lt;br /&gt;
かつて熱狂を巻き起こしたあのスタジアムではなかったが、彼には帰る場所があった。&lt;br /&gt;
痛いほどの日差しと緑の天然芝が美しいスタジアムは、心から野球を愛し敬意を捧げる人々が集まる場所だ。ベースボールにとって幸せな場所はまた、彼にとっても幸せな場所であった。割れんばかりの拍手と歓声の中で彼は目を細めていた。&lt;br /&gt;
彼の功績をたたえるセレモニーが行われた。&lt;br /&gt;
大きなスクリーンには若かりし彼の活躍が映し出されている。そして、彼の勇気がきっかけになって多くの優秀な日本人プレーヤー達が海を渡ったことを紹介している。その中には日本人初の殿堂入りを果たしたちょっと生意気なあの左打者もいる。&lt;br /&gt;
セレモニーが終了し、試合開始が近づいている。&lt;br /&gt;
今日は彼が始球式もつとめるのだ。ホームベースの向こうにはかつての女房役、日本でも有名だったあの強打者が座っている。&lt;br /&gt;
彼はまっさらなボールを握りしめ大きく振りかぶった。&lt;br /&gt;
体のひねりは全盛期の半分ほどだったが、それでも彼は精一杯センター方向へ体をひねった。そしてその手から放たれたボールはホームベースの手前でワンバウンドしてミットへ収まった。&lt;br /&gt;
「伝説のトルネードが帰ってきました！ホームラン王ボンズもきりきり舞いしたあのフォークボールが我々の目の前に帰ってきました！！！ウェルカムバック！ヒデオ・ノモ！」&lt;br /&gt;
アナウンサーが力の限り叫んでいた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊&lt;br /&gt;
野茂英雄については書きたいことが山ほどある。&lt;br /&gt;
しかし、今はただ一言。&lt;br /&gt;
・・・ありがとう、そしてお疲れ様。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://catchballwithyou.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2008/07/17/photo.jpg&quot; onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=756,height=358,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;Photo&quot; title=&quot;Photo&quot; src=&quot;http://catchballwithyou.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/07/17/photo.jpg&quot; width=&quot;100&quot; height=&quot;47&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;&quot; /&gt;&lt;/a&gt;←1995年9月、ロサンゼルス・ドジャース対フィラデルフィア・フィリーズのチケット。ドジャースの先発はもちろん野茂英雄だ。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>メジャーリーグ</dc:subject>

<dc:creator>AKIRAbbk</dc:creator>
<dc:date>2008-07-17T23:05:02+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://catchballwithyou.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_486d.html">
<title>暑いですねぇ・・・</title>
<link>http://catchballwithyou.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_486d.html</link>
<description>と、いうことで暑中お見舞いイラストです。 新作ではなく申し訳ないのですが・・・2...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://catchballwithyou.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/07/13/photo_3.jpg&quot;&gt;&lt;img class=&quot;image-full&quot; alt=&quot;Photo_3&quot; title=&quot;Photo_3&quot; src=&quot;http://catchballwithyou.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/07/13/photo_3.jpg&quot; border=&quot;0&quot;  /&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
と、いうことで暑中お見舞いイラストです。&lt;br /&gt;
新作ではなく申し訳ないのですが・・・2年前の暑中見舞いはがき用に描いたモノです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;以下、イラストとは関係ないのですが。&lt;br /&gt;
暑い上に髪が伸びてちょっとうざったくなってきたので、髪を切りに行ってきた。&lt;br /&gt;
自転車で数分の、もう10年近く通っている行きつけの美容室。&lt;br /&gt;
お店のスタッフは20代が中心でとても若いのだけど、みな愛想がよくいいコばかりなのでとても元気になれる。今日も、暑くてしかも頭痛がひどかったのだけど髪を切ってもらいながらバカ話をしているといつの間にか頭痛も消えていた。長く通っているので馴染みのスタッフも多く僕が行くとみんなニコニコと挨拶してくれるし、帰り際にもわざわざ見送りに来てもくれる。僕に付いてくれたわけでもない時でもだ。そういうちょっとしたことだけでも案外嬉しいものだ。サービス業だから客に愛想良くするのはあたりまえだけども、マニュアル通りでなく、かといって馴れ馴れしくもなく、ちょうどいい具合に接客するのって意外に難しいと思う。そういう意味で、このお店は良い接客をしていると思う。でなければこんなに長く通うことにはならなかったと思う。&lt;br /&gt;
そんなわけであつくてグダ〜っとしていた中、ちょいとばかし元気になったのである。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>AKIRAbbk</dc:creator>
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<title>BS熱中夜話ヒーローソングナイト</title>
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<description>昨夜、NHKBSで「熱中夜話　ヒーローソングナイト」が放送された。今年から放送が...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;昨夜、NHKBSで「熱中夜話　ヒーローソングナイト」が放送された。今年から放送が始まった、マンガ夜話やアニメ夜話の延長線上にある番組でテーマを絞ってその道のマニア（一般参加者）が熱く語るという趣旨の番組だ。昨夜は最初の１０分弱を見逃したが、番組開始当初に比べて一般参加者の発言機会が少なくなっていてマンガ夜話、BS夜話的になっていた（ゲストのトークが中心になっていた）ように思う。最初の「ウルトラナイト」以降見ていなかったのでほかのテーマがどんな感じだったかは分からないのだが、個人的には一般の人がテレビで発言するような番組はあまり好きではないのでゲストの人選さえ適切であれば、昨夜のような路線に向かうのはむしろ歓迎だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さて、昨夜のテーマの「ヒーローソング」であるが、番組を見る限り「ヒーローソング」の定義があいまいすぎだったと思う。「ヒーロー」という言葉のイメージと、この番組のターゲットを考えれば「特撮やアニメの単体または戦隊およびロボットもののヒーロー」に限定した方が面白かったように思う。「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道９９９」までが取り上げられたためやや焦点がずれてしまった感がある。特にささきいさお氏がゲストであったので後半の話が「ヤマト」の話に傾きすぎていた。ささき氏は特撮ヒーローものの主題歌もたくさん唄われていたのでそっち方面の話がもう少し聞きたいところではあった（ジャッカー電撃隊についてのお話が少しあったが）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とはいえ、正直なところはけっこう楽しめた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;焦点がずれたなどと上で書いたが、それでもささき氏の歌は相変わらず素晴らしかったし「ヤマト」と「真っ赤なスカーフ」はいつ聞いても泣いてしまう。番組中で唐沢俊一氏が「ヤマトの主題歌は完全に時代を変えた。ヤマトがなければこの番組もなかった」と言っていたが、本当にその通りだと思う。真っ赤なスカーフなんて、ヤマトを知らない人が聞いたら普通に歌謡曲だと思うのではないだろうか。それほどにアニメのエンディングとしては画期的な名曲だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;田中公平氏による、ヒーローもの主題歌の「２大巨匠」菊池俊輔氏と渡辺宙明氏についての考察も面白かった。唐沢俊一氏も番組中で述べてたように、この２人の名前は僕くらいの世代ならばみんな頭に刷り込まれているはずだ。メロディー重視の菊池氏とサウンド重視の渡辺氏というのは実に分かりやすく、それぞれの代表曲「ゲッターロボ」と「マジンガーZ」（これはそのまま巨大ロボットアニメの２大代表曲と言ってもいいだろう）を例にとっての解説が「なるほど」と思わせる内容だった（僕は音楽の知識がないのと文章表現力が貧困なため、このあたりのことを分かりやすく書けないのが情けないのだが）。菊池氏の代表曲として紹介されたもう一曲、「タイガーマスク」がいかに美しいメロディーラインであるかということを田中氏がピアノを弾きながら解説していたが、激しく納得、というか同意できる。特にイントロ部のメロディーは今でも聞く度にぞくぞくする。田中氏は何も知らないで聞いたらアニメの曲とは思えないというようなことをおっしゃってたが、本当にそう思う。新田洋（森本英世）氏の甘い声とどこか哀愁を帯びたメロディーの主題歌は本編の内容ともマッチし、ヒーローソング史上でも屈指の名曲だと言えるだろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;僕らが聞いていた数多くのアニメや特撮の主題歌は本当のプロたちが作った楽曲だ。ひいき目なしに素晴らしい曲が本当にたくさんあったと断言する。僕らはいつだって歌と共に映像が頭をかけめぐり一瞬にして時を超えることが出来る。それは僕らの世代の共通体験としていつも心にあって、イントロを聴けばいつでも誰とでも心を一つに出来るのだ。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>アニメソング</dc:subject>

<dc:creator>AKIRAbbk</dc:creator>
<dc:date>2008-07-11T13:07:19+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://catchballwithyou.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_091d.html">
<title>三船　剛</title>
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<description>笹の葉サラサラ・・・東京はあいにくの曇り空です。そして七夕とは何ら関係のない絵で...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://catchballwithyou.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/07/07/go_2.jpg&quot;&gt;&lt;img class=&quot;image-full&quot; title=&quot;Go_2&quot; alt=&quot;Go_2&quot; src=&quot;http://catchballwithyou.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2008/07/07/go_2.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;笹の葉サラサラ・・・東京はあいにくの曇り空です。&lt;br /&gt;そして七夕とは何ら関係のない絵ですみませんです。&lt;br /&gt;さらに、色も付けないで申し訳ありません。&lt;br /&gt;あまり更新が出来そうにないので、落描きでお茶を濁そうと急ぎ描きました。&lt;br /&gt;やはりあのバタ臭い独特の絵は難しいっす。&lt;br /&gt;時間が出来たらせめて着色しようと思います。&lt;br /&gt;そして、先週末公開された映画「スピードレーサー」。早く観て、感想を書きたいのですが・・・公開中に行けるのだろうか？&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>アニメ・コミック</dc:subject>

<dc:creator>AKIRAbbk</dc:creator>
<dc:date>2008-07-07T23:20:14+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://catchballwithyou.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_2b0f.html">
<title>復刻ユニフォームを見て考えた</title>
<link>http://catchballwithyou.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_2b0f.html</link>
<description>先週末、埼玉西武ライオンズは野武士軍団と呼ばれた西鉄ライオンズ時代のユニフォーム...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;先週末、埼玉西武ライオンズは野武士軍団と呼ばれた西鉄ライオンズ時代のユニフォームを身にまとい戦った。5月の交流戦では福岡ソフトバンクホークスが同じく南海ホークス時代のユニフォームで戦った。&lt;br /&gt;
かつてのチームのファンや関係者にとっては感慨ひとしおだったろう。そしてそんなチームがあったことを知らない若いファンにとっては歴史を知るきっかけになったかも知れない。これまで歴史や伝統というものを大事にしてこなかった日本のプロ野球においては、多少はいい傾向だと言えるだろう。あくまでも「多少は」だが。&lt;br /&gt;
日本のプロ野球チームは親会社が変われば名前もフランチャイズも平気で変更し、それ以前の歴史は「なかったこと」にするようなところがあった。ライオンズにしろホークスにしろまだニックネームが残っている分ましだと言えるのだが、それでもつい最近まではどちらも球団買収以前の歴史をまるでなかったかのごとく扱っていたのだ。それは、プロ野球チームは「親会社の宣伝媒体」という考えがいまだ根強く残っているからに他ならない。多くの球団が親会社の名前を名乗っていることからもそれは明らかであり、球団を買収した企業は出来る限り前のチームイメージを消そうとするのである。そのため、歴史は分断され伝統は途絶えてしまうのだ。そしていつもファンだけが置き去りにされる。それまで忠誠を誓ってきたチームから「もうウチは別のチームだから応援しなくてもいいよ」と放り出されてきたのである。&lt;br /&gt;
ここに、必ず都市名あるいは地域名を付ける大リーグとは大きな違いがある。大リーグは日本よりオーナーの交代や球団買収がむしろ頻繁であるが、フランチャイズの移動やニックネームの変更は日本より圧倒的に少ない（一時期はフランチャイズ移動も頻繁ではあった。近年ではモントリオール・エクスポスがワシントンへ移転し、ナショナルズとなった例がある）。企業名を名乗るチームはもちろん、ない。だからオーナーが変わろうが何しようがファンは同じチームに忠誠を誓い続けることが出来るのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今回、ライオンズやホークスが復刻ユニフォームを着用したのは歴史への敬意などというきれい事以上に、イベント効果やグッズ販売による収益も見込んでのことだというのは分かっている。所詮、イベントはイベントでしかなく復刻ユニフォームも郷愁を誘うだけだろう。こんなことをしたところで、どれほどの人が本当のプロ野球の歴史に興味を持つかは甚だ疑問だ。&lt;br /&gt;
そこで、各球団にはさらに一歩踏み込んでもらいたい。&lt;br /&gt;
歴史と伝統を重んずる気が本当にあるのならば今からでも遅くはない、永久欠番がないチームは永久欠番の制定とチーム殿堂の設置をするべきだと思う。大リーグの球場へ行けば大抵のところでチームの永久欠番のプレートが掲げてあり、さらにチーム独自の殿堂を設け球団に貢献した名選手達を紹介している。大きな銅像を建ててあるところも少なくない。&lt;br /&gt;
そういう場所が球場内にあればきっと子供達も「これは誰？」「どんな選手だったの？」と興味を持ち、親は自分が見てきた名選手達について子供に教えることが出来る。歴史と伝統とはそうやって絶えることなく伝えられてゆくものだと思う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ライオンズにはどうして背番号６の選手がいないの？」&lt;br /&gt;
「それはず〜っと昔、西鉄ライオンズって言ってた時代に中西太っていうすごい選手がいたんだよ。その人の活躍を讃えるために永久欠番っていってほかの誰もつけられないようにしたんだ」&lt;br /&gt;
「ふ〜ん・・・パパはその中西選手が好きだった？」&lt;br /&gt;
「ははは。パパだって見たことないよ。だっておじいちゃんがパパくらいの時に見てた選手だからね。パパはおじいちゃんに聞いて知ってるんだよ」&lt;br /&gt;
「そうなんだ〜？」&lt;br /&gt;
「あ、ほら今出てきた中村選手、あんな感じの体つきなのにで足も速かったんだよ。3割３０本３０盗塁を達成したこともあるんだ」&lt;br /&gt;
「へー、すごいね。おかわりくん（中村選手の愛称）が今日盗塁したら面白いね」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;・・・こんな会話があちらこちらで交わされる野球場、素敵だと思うんだけどな。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>プロ野球</dc:subject>

<dc:creator>AKIRAbbk</dc:creator>
<dc:date>2008-07-03T00:02:15+09:00</dc:date>
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